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最終更新日:2017年10月25日

■外構用水性塗料と油性塗料について

  • 水性塗料は木材の表面を皮膜で覆うため乾燥した木材には最適な塗料と思われます。皮膜に弾力性があり皮膜が破れにくい塗料もあります。一般的に水性塗料は油性塗料より長持ちします。問題なのはDIYでは塗装しにくい点と再塗装もDIYでは困難と思われます。当方の勘違いであれば各位の反論をお聞かせ下さい。
  • このため、多くのデッキ施工プロも油性塗料(オイルステイン)を使用しているようです。このサイトはDIYウッドデッキ作成が目的ですので、塗料はDIY向きな油性塗料を使用した説明とさせていただきます。

■油性塗料(オイルステイン)の塗り方
DIYウッドデッキでは塗装が簡単(失敗しない)な油性塗料を推奨いたします。

  • ●油性塗料であればサーモウッドJ-DECKの塗装は驚くほど簡単です。油性塗料の失敗しない塗り方を次の2項目となります。
  • 塗料を良く掻き混ぜる(撹拌する)
  • DIYでは、ほとんどの方が塗料を撹拌不足のまま使用しています。塗料の着色材は塗料缶の底に沈殿していますので、撹拌不足では塗り始めは本来の色より薄く、塗料缶の底近くの塗料は色が濃くなります。DIY経験者の中には塗料缶の底近くまで使用し塗料缶の底に着色材の沈殿を見て撹拌不足に気づかれた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
  • 油性塗料で一番難しいのが「塗料を良くかき混ぜる」作業です。
  • ①塗料缶が持てる重さであれば、塗料缶を逆さまにして上下に2,3分振ります。
  • ②塗料缶のふたを開け棒などを差し込み缶の底をゆっくりかき混ぜます。割り箸であれば4,5本まとめて掻き混ぜ棒とします。
  • ③塗料の色が均一になれば「良く撹拌できた」状態と思われます。
  • ④塗装中、②と③の作業を繰り返せば「良く掻き混ぜる」は完璧となります。
  • 塗りすぎない、余分な塗料を拭き取る、刷毛塗りはしない
  • ①家庭で不要となった布を握れる程度に丸めて刷毛やコテ刷毛の代わりとします。布から塗料が垂れ落ちるようでは塗料の付け過ぎです。
  • ②塗料を付けた布を木材に軽く押しつけて塗装します(塗りすぎない)。
  • ③数分たったら別の布で余分な塗料を拭き取ります(必ず拭き取る)。
  • ④不要となった塗装に使用した布はレジ袋などに捨て(入れる)、上から水を掛けてからゴミとして廃棄します。廃棄方法は地域により異なります。
  • ⑤油性塗料は2度塗りが一般的ですので、初回の塗装はデッキ材購入時(デッキ作成前、塗装は全ての面に)、2度目の塗装はデッキ完成後1ヶ月以内に塗装できる場所だけを塗装します。1ヶ月以内であれば塗料は塗料缶のまま保管していても問題ありません。この「塗装できる場所」が紫外線の被害を受けやすい場所となります。
  • デッキ完成後の塗装では刷毛を使用する個所があるかもしれません。その時は小振りの刷毛で少しずつ慎重に塗装します。刷毛塗りは同じ方法(左から右、または右から左)に動かし塗ります。
  • 残った塗料は容器に移し替えて保管します。
  • DIYでは塗料は使い切りが原則ですが必ず少量残るのが塗料です。
  • 塗料を塗料缶から塗料皿などに移し使用する必要はありまあせん。余った塗料は余った量に合わせ別の容器(100円から300円)に移し保管します。

■外構木材(ウッドデッキ)の塗装目的は耐久性のアップ

  • ●木材を屋外で使用する場合は、紫外線対策、腐朽菌(腐れ)対策、割れや反りねじれの対策が必要です。これらの対策の一助となるのが外装木材用塗料です。
  • 紫外線対策:無塗装のデッキ材は紫外線により脱色されその後灰色に変色します。木材が灰色に変色するのは、木材の表面が紫外線により破壊された結果です。外構用木材塗料には紫外線に強い塗料がありますので紫外線の強い地域ではこのような塗料をお勧めいたします。
  • 腐朽菌(腐れ)対策:木材はどの樹種でも腐りますので、永く使用したいデッキ材では塗装が必要です。腐朽菌は含水率の高い(湿った)木材を好みますので、撥水効果のある塗料を塗ります。デッキ材と腐朽菌を接触させないためには塗膜を形成する塗料が有効です。もちろん防腐効果のある(防腐材入り)塗料は防腐効果があります。
  • 割れ・曲がり(反り)・捻じれ対策:デッキ材の割れ(材面干割れと木口割れ)、曲がり、ねじれは木材の含水率の変動により起こります。屋外で使用するウッドデッキは雨に濡れ含水率が高くなり膨張し、晴れれば含水率が低くなり収縮します。木材の膨張収縮率は一様ではありませんので、反りやねじれが発生します。反りやねじれを防ぐためにデッキ板(床板)は幅に対して2本のビスで固定しますが、ビスの付近には割れが発生し、この割れに雨水が入り込み含水率が高い状態が続き腐朽菌の好む環境となります。これらの対策としては撥水性の高い塗料や割れた個所に塗料を染み込ませる方法が有効です。

サーモウッドJ-DECKは耐久性が高いだけではなく、含水率の変動が少なく、寸法安定性(反りねじれ)が良いウッドデッキには最適な木材です。しかし、サーモウッドでも使用年数を延ばすには塗装することをお勧めいたします。

■サーモウッドには水性塗料も油性塗料も塗れます
サーモウッドに最適な塗料はどこのメーカーの商品でしょうか。

  • 塗料の種類はあまりにも多すぎてどのメーカーのどの塗料が最適かは分かっていません。今までに使用した塗料のうちサーモウッドと相性の良い塗料をお知らせすることしかできません。また、塗装技術も並み程度ですので塗りやすい油性塗料しか使用したことがありません。

サーモウッドの塗装

  • サーモウッドは含水率の低い乾燥材で、デッキ材はプレーナー仕上げ(カンナ仕上げ)ですので塗装性に優れた商品です。塗りむらもなくDIY初心者でも驚くほど出来栄えの良い塗装ができます。塗装が失敗する原因は「撹拌不足」と「塗りすぎによる塗りむら」だけとなります。

■サーモウッドに最適な塗料は?

  • ●現状での塗料に関する結論は、「どの塗料でも良いので塗り、塗料の効果が薄れたら再塗装する」となります。個人的な意見として、臭いのある塗料は微臭性でも倦厭すべきです。
  • ●今までに試験使用した塗料でベターと思われる塗料は下記となります。
    • シッケンズ(良い塗料です。友人へのプレゼントにも使用しています。)
    • オスモカラー「ウッドデッキ」(ワンコートオンリーは不可)
    • インウッド(IN WOOD、一回塗り仕上げ、しかも塗りやすい。外装木材の塗料として推奨)
    • プラネットカラー(色が少ない、サンプル缶が無いなどが不満)
  • 当社でも塗料の取扱いはしておりますが他社サイトでご購入された方が安価です。納入前の工場塗装(プレコーティング)であれば、ご希望の塗料で塗装しております。

油性塗料の塗り方を画像で説明いたしますこちらですLinkIcon